回想録~その2~『ニート、猟銃を所持する -はじめの一歩のその前に編-』
さて、このたび晴れてハンターになった荒ハン
※(狩猟免状を取得しただけ)
※前回記事↓↓
実は本当にやっかいなのはここからです。
なぜなら荒ハンが取得した狩猟免状は”第一種銃猟狩猟免状”というもの。
つまり猟銃を用いた猟をすることができる免状です。
これが”わな猟”や”網猟”の狩猟免状ならそのままアイテムを揃えて狩猟スタート!
(狩猟をする都道府県に登録する必要あり)
となる訳ですが、この”銃猟”は読んで字のごとく猟銃が無いことには何も始まらない…
そんなわけで猟銃の所持に向けて動き出すことに
ハンターについてググり倒してた際に猟銃所持についてももちろんリサーチしていたのですが、そのやっかいさから後回しにしていたのであります。
ではなぜそこまでやっかいかと言いますと
ずばり”プロセスが長い&お金がかかる”のです。
狩猟免状の場合は講習と試験の実質2日間で取得できます。
(試験勉強の時間は人それぞれなので割愛)
それに比べて猟銃は所持に至るまで申し込みや申請だけで6回(だったかな?)も足を運ばなければなりません。
加えて猟銃所持の申請・やりとりの窓口は民間団体ではなく警察
それだけでも気分が萎えませんか?笑
なにも悪いことしてないのに書類のやりとりに警察署に行くのってなんだか緊張します。
準備する書類も住民票、医師の診断書、同居親族書、身分証明書、経歴書、写真などなど。。。
RPGでいうところの伝説の武器を作るための素材リスト並みにあります。
もう気分はさながらモンハンです。(やったことないけど)
そしてお金もかかります。
ざっと10万円以上は覚悟して下さい。
今のうちにグッバイマネーと心の中で叫んでおきましょう…
ちなみに猟銃は一銃一許可制といって許可をうけた銃しか所持できません。
車の免許のように1台を家族でシェアしたり、レンタカーでいろんな車種を運転するみたいな使い方はできません。
つまり猟銃は”免許だけ取る”のではなく、必ず”銃を所持する”までがセットになっているわけです。
なので当然 銃の購入費用がかかります。
さらに銃を保管するガンロッカーと弾を保管する装弾ロッカーも必要です。
このあたりの購入金額で出費がかなり変わってきます。
新品が中古か?
高額なモデルか否か?
※猟銃やガンロッカー等の必要物を譲ってもらえるコネクションの強い人はこの分の費用が浮きますので10万円以下で収まるのではないかと思います。
銃所持のスタートラインに立つだけで既に軽い眩暈がします。
この段階で面倒くささや出費といったネガティブポイントが所持したい気持ちを上回る場合は引き返すというのも選択のひとつです。
ニート暮らしだった当時は手間より出費が心配でしたが、それ以外に失うものなどない荒ハンはそのまま突き進む道を選んだのであります。
実際の申請から試験、実技のあれこれはまた次に書きます。
ではでは!
次回